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きれいなおはしょりは気持ちいい。

おはしょり、されどおはしょり・・・

あなたはきれいに決められますか?

自分のサイズよりも身丈や幅が大きい着物を着る時は余分な布の始末に苦労しますね。

特におはしょり。

そんなおはしょりをさっときれいにするにはどうしたらいい?

そんなお悩み解決しましょう!

おはしょりの始末がが今ひとつ上手くいかない方
自分サイズより大きな着物を着る方(フリーサイズのプレタ、リサイクル購入や譲り受けたものなど)

・・・が対象です。

 

 

おはしょりの問題点

そもそもおはしょりとは何か、何故あるのか?

はっきり言って、おはしょりがあるから「着るの難しい!」と思っちゃいますよね。

でも、それはちょっと脇に置いといて、皆さんは次のようなお悩みがあるのではないでしょうか。

 

  1. おはしょりの下線がヨレている。
  2. 右脇がいつもつながらない。
  3. モコモコしている。
  4. とにかく長い・・・
  5. 後ろのおはしょりがギャザー!

 

 

おはしょりのヨレた下線を真直ぐにしたい

おはしょりの下線がヨレる原因は?

腰紐に余布が挟まっている。腰周りの余布をスッキリ上げていない。シワを伸ばしていない。→布目が通っていない。

極端ですが、こんななっていませんか?↓(わかりやすいのでベルト使用です。)

NGな腰ベルト

 

 

腰周りの布はスッキリさせておきましょう。↓

スッキリ腰回り

 

 

そして、上前と下前の処理です。

左手は下前のすぐ下右脇に、右手は上前のすぐ下左脇に手刀を入れてシュッと横に引きます。一度上前と下前を揃えます。これが重要です。

上前と下前を揃える

 

 

これで布目が揃います。↓

おはしょり真っ直ぐ

解決できるのは①、②、③です。

 

 

スッキリと右脇で身頃の線をつなげるには

右脇が合わない原因は?

下前の三角形の折り上げが不十分。下前がスッキリ腰紐から上がっていない。

こんななっていませんか?↓

下前しわしわ

 

 

下前は腰紐からスッキリ上げてから・・・↓

下前スッキリ上げる

 

 

丁寧に折り下げます。↓(見えるように片肌脱いでいます。)

下前下げきる

 

 

これで右脇でおはしょり線がつながります↓

おはしょり線がつながる

解決できるのは②、③です。

 

 

ちょうど良い長さにするには

↑からの続きです。

でも、おはしょり長いな、と思ったら・・・

おはしょり長い

 

 

モコモコするであろう下前のおはしょり分(青)を外側に折り上げてしまいます。↓

下前折り上げ部分

 

 

胸紐をして、あまり部分を引き出しておきます。とても長いので胸紐をした方が確実にできます。↓

胸紐で上げる

 

 

後ろもつなげます。↓

後のおはしょりもつながる

結果的におはしょりとして出す部分がきれいならそれで良いのです。

余布はほどよい補整になります。

 

おはしょりの長さなら、腰紐の位置を変えるだけでできます。

着物上級者の皆さんはご存知だと思いますが、おへそを基準とすれば「それより上なら短くなる。おへそ下なら長くなる。」ですね。

微妙な斜め加減なら片側の腰紐の上下で調節できます。

おはしょり線が右上がりなら右の腰紐を下げると水平になります。

解決できるのは③、④です。

 

 

後ろのおはしょりの始末

後ろにギャザーが寄る原因は?

背中の窪みが大きい。シワを取っていない。身幅がかなり大きい。

こんななっていませんか?

後ろがギャザー

お太鼓の時はタレに隠れてしまうのでそれほど気にすることはありませんが、振袖の袋帯や半幅帯で隠せない帯結びの時はスッキリ、ビシッとさせたいものです。

まずは・・・背中の窪みに補整はしていますか?

窪みを埋めればギャザーは減ります、またはでなくなります。

 

コーリンベルトをする前におはしょり線の布目を通します。ベルト周りのシワも取ります。

それでもギャザーがよる場合は身幅が大きいのですよね。

胸紐をして前のおはしょり線を揃えたところ。↓

 

 

まず、左脇を揃えます。↓おはしょりとして出る部分だけ右に引き寄せます。

おはしょりを右に

 

 

上前の中に入れ込みます。ずれないようにクリップも有効。アイロンの役目もします。↓

上前に入れ込む

 

 

まだモコモコする場合は入れ込んだ分を適宜上に引き上げます。↓

モコモコ引き上げ

 

 

そのままゴムベルトの伊達締めをします。↓

伊達締めベルト

 

 

後ろスッキリ!美しいヒップラインに!?↓

蝶々結び

 

 

おっと、タレ先の下から顔をのぞかせてはいきません。

帯下線に折り上げて挟んでおきましょう。↓

お太鼓

 

解決できるのは③、⑤です。

以上は自装、他装に応用できます。

 

 

まい吉愛用の長いおはしょり処理に使えるクリップのご紹介!

4cmのミニサイズ。デコると可愛いかなと思います。着付けにもショールやケープ留めにも。もちろん着せ付けにも大活躍します。

着せ付けでは特大2個と極小2個の計4本を使用しています。最初はきちっと測って練習することをお勧めします。そのうち感覚でわかるようになりますよ。

試験ではメモリ付きは使えないですしね^^

 

 

おはしょりのトレンド

おはしょりとは”お端折り”とも書きます。

時代劇で見るように、昔は屋内にいる時は引きずりでした。

外出の時は引きずらないように紐や”しごき”でたくし上げていました。

たくし上げた部分がおはしょりとして残っているのでしょう。

 

(紐でなければ手に持つことも。「褄を取る」と言います。

衿下=褄です。

裾を長めにした時、階段を昇るのに褄取りしませんか?

私は今では膝で持ち上げながら昇る技を体得したのであまりしていません(笑))

 

現在なら舞妓さん、芸者さんや花嫁さんの引き振袖や打掛で見られますね。

花嫁衣裳の色打掛
花嫁衣裳の色打掛。生徒の時お稽古で。ウエディングドレスやベールを引きずるのと似たような独特の美しさがあります。

おはしょり線や長さにも実は流行があるようです。時代が変わればおはしょりの常識も変わります。

つい数十年前は「おはしょり線は右上がりでOK!」と言われていました。

(身幅が自分のサイズより大きい時はかなり”左下がり右上がり”になります。)

今は真直ぐの床に水平が主流。

現在の長さのトレンドは短めで指三本分くらいの長さ。

きもの学院などのお稽古で習った人差し指の長さでは少々長めに感じている人もいるようです。

おはしょりの長さの違い
左:指3本分 右:人差し指1本分 左の方が足長に見えるかな?
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