冬こそ温かいキモノ!そう、きもの着ましょう!       さらに衿にマフラー、手首には手袋、やっぱり機能性ももひき&タビは欠かせませんね。

お洒落きものを着る1:はおってから腰紐を結ぶまで

お洒落きものは洋服の普段着やちょっとしたおしゃれ着と同じです。

ファッションアイテムの一つとして気楽に楽しみましょう!

浴衣とは違い、袷の着物は重さがあります。柔らかい布、張りがある布など様々です。薄手の夏着物は更に丁寧に着る必要があります。それぞれの特性を知って慣れましょう。

 

習得目標

  • 背中心を合わせ方
  • 裾線の決め方
  • 腰紐のしめ方

 

準備は整っていることと思います。

「着物は着るもの」 さあ、始めましょう!

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襦袢の着付け/put juban on

着物の着方

着物のはおり方 

1. 衿の中心と両方の掛衿線を合わせて持つ(広衿は半分に折ってある状態)。

 

 

2.一度衿を緩める。

 

3.矢印の方向にピン!と張る。これで布目が通る。

 

まい吉
衿だけではなく着付け全体を通して随所で布目を正すことで生地もよれず、きれいに折ることができ、必然的にきれいな着付けとなります。

 

4.掛衿線を持つ手を人差し指1本分程下にずらす。持ち手は利き手に持ち替えて良い。

 

まい吉
着付けの姿勢は真直ぐに前を見て、なるべく上半身を動かさず姿勢良く立ちます。

 

5.持ち手を後ろに回し、衿を開く。

 

6.襦袢の衿に着物の衿を下から重ねるようにはおる。

 

 

7.襦袢の袖を持ちながらそれぞれの袖を順番に通す。

 

8.襦袢と着物の両袖の振りを揃える。

 

背中心を合わせる

9.掛衿線を付け合わせる。

 

10.付け合わせた掛衿線と背縫いを持ち、背中心を合わせる。

 

まい吉
動かし過ぎて襦袢の衿を崩さないように気を付けます。

⒒.背中心合わせは袖口を持ち同じ強さで同時に軽く引く案山子のポーズでもOK。

 

裾線を合わせる

まい吉
あまり下を向かず鏡を見て合わせましょう。

12.手を衿に沿って滑らせ、腿付根辺りの衿を持つ。

 

13.腕を真っ直ぐ伸ばし、裾を上げる。

 

14.裾を床すれすれまで静かにおろす。(裾と床の間に一筋の光が見えるぐらい。)

 

上前、下前を決める

15.左の脇線を自分の左脇に合わせる。

 

16.上前を決める。腕の高さと張りを保ちつつ、水平に左手を右腰骨に持って行き、足を閉じて衽線を右の足袋の割れ目に合わせる。合わない時は左脇をずらし、衽線を優先する。

 

まい吉

裾線が上に上がらないように高さと張りを保ちつつ水平に腕を動かします。

 

17.上前が決まったら半分開き下前を決める。腕の高さと張りを保ちつつ水平に右手を腰骨に持ってくる。

 

18.右手を返し、下前の褄先を上げる。

 

19. 右手で下前をしっかり押さえ、その下前を挟むように上前を被せる。

 

まい吉
上前で下前を挟むと右手を離してもずれません。身幅が余る時は脇で外側に折り返します。

 

余り布を引き出す

20.上前を持つ左手を右腰骨まで持ってくる。

 

21.左手を少しひねり、褄先を上げて裾窄まりにする。

 

22.21のまま左手で衿先を押さえつつ右手で腰の余り布を丁寧に引き出す。

 

まい吉
この時点ではまだ裾の調節が可能です。腰紐をすると少し裾が上がることがあります。

 

23.衿先を押さえる手を右手に持ち替え左手で腰のあまり布を引き出す。

 

まい吉
引き出した余り布はおはしょりになります。

 

24.腰紐をする場所に布の重なりが無いように後もスッキリさせる。

 

腰紐を結ぶ

まい吉
腰紐を見せるために余り布を折り込んでいます。実際は写真のように隠れています。

 

25.腰紐の真中を左手に取り、右手に持たせる。

 

26.腰紐をおへそから骨盤の範囲で好みの位置におき左手を滑らせる。

 

まい吉
腰紐の位置でおはしょりの長さが変わります。おへその位置から下にさがっていくほどおはしょりが長めになります。アンティークなどで身丈が短い場合はなるべく下にします。いわゆるへそ下、ローライズの位置、男性の腰紐の位置です。逆にまい吉は長めの身丈が多いのでいつもおへそです。さらにおはしょり上げてます。おへそから下の位置はいくら締めても苦しくないです。

 

 

27.背中で交差し真横に引く。

 

28.もう一度斜めに引く。

まい吉
腰紐は面で締めます。交差した根元を持ってしっかり引きます。根元から離れていると力が入らず締りません。

 

29.そのまま紐の引きを保ちつつ前に戻し、前中心を避けひと結びする。

 

30.端の一方を胴の紐2本に通す。

 

31.胴の紐2本に通すことによって手を離しても緩みません。

 

32.片輪結びをする。

 

33.紐の解けを防ぐために結んだ両端を下から挟み込む。シワがあれば伸ばす。

 

34.指を使って腰紐周りのシワを取る。

 

まい吉

シワを取るのは次の作業をスムーズにするために大切です。シワは脇に寄せておきます。

 

35.上前の衿先は腰紐から下に3~ 5㎝出しておく。

 

パート1はここまでです。お疲れさまでした!!

パート2はおはしょり線の始末からです。頑張りましょう^^v

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